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アスタリスク




この目に映る連続した景色が彩り 
季節は移っていく
この手を伸ばせば届きそうな空だ
あの日の青はまだ

綺麗でした

夜空に光る満天の星を観ようと
抜け出した教室 

大人になっても この手を翳せば収まる程の星の名前すら知らないままで

弧を描いた彗星に胸打たれて
「綺麗だ」なんて空を仰ぐ少女の声はどこか泣いていた

幾千の星が瞬く世界を穿つ 魔法の様でした
白紙のこのページに綴る言葉が無くてさ
ほら夜に滲んでは彩る淡く青い光で
あの日の僕らをまた思い出して

こんな星の夜にさ 2人抜け出して
「どうか探さないで」なんて残して遠い場所へと

名前をつけた星座 風に混じる青草の匂いで
思い出すんだ ここに僕らがいた事を

その目に映る彗星の行方を 知ろうとして 指先で辿っていく

幾千の星が輝く世界を穿つ魔法は解け出して
小さな少女の手は震えていた
ねえほら夜に滲んでは彩る淡く青い光で
あの日の僕らがまだいた世界へ

一等星が消えた

時を越えても繋がる様に

(何もない暗闇でも)

きっと探しだすから君がいた記憶を辿る

(彗星は語る 1ページしか無い小さな)

僕(私)達の物語を

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